闘病日記でありません.なぜなら私は病と闘ってないからです.くだらない日記です.

とうとう入院 [大学病院~手術まで]

2009年7月9日

昨日から、入院しています

医療用機械とかないですし、個室(ボタン音を気にしなくていいなど)だから、通信、メール、電話(大声で話さない)は許可されました
ゲーム(ゲームボーイなど)もOK
充電も病院のコンセントを使ってOKと言われました
これは病院、または病棟によって違うようですから、ご注意ください

入院して思ったことは面倒くさいです

まず、病棟事務員の方が病室まで案内してくれて、病室の中の物について説明してくれました

個室の利用申込書や病室への氏名表示や今飲んでる薬や今の症状はどうかとか、どのような経緯でそうなったとかを書く書類もありました

その書類の中に自分の性格とか趣味とかストレス解消法は?という質問がありました

これは何の意味があるんでしょうか
まあ、面白かったから良いんですけど

事務員が出て行って、それを書いている間に、今度は薬剤師の方が来ました

今飲んでる薬はと聞かれ、それに答えて、今残っている薬は飲まないで、こちらから出す薬を飲んで下さいと

また来ますと言われ、書類を書き終わると同じぐらいに、また事務員の方が来て、俺がいる階を一周しますと言われました

トイレの場所とか、診察室とか配膳室とかシャワー室とか教えて貰いました

その後は三時ぐらいまでテレビ見ながらぼーっとしてました

人が色々来るので、本を読んでいる状況ではなかったからです

三時までに看護師さんやICUの看護師さんが挨拶に来ました

脳神経外科、耳鼻科、形成外科の担当の先生が、一人ずつそれぞれ別々(だいたい1時間おきぐらい)に来ました

それぞれ手術の内容、それについての危険性、術後の扱い、合併症について教えてくれました

形成外科の医師が言ってたんですけど、皮膚移植のあとは左手にギブスをしなくちゃいけないんです

このように昨日はめんどくさかったんですが、今日はめんどうではないです
しかし、すごい暇です

診察は毎日(日曜日は状態による)やって、検温は一日三回するんです

しかし、今日は医師が来ないし、MRIとCTは明日(金曜日)だし

ってか、手術五日前に入院する必要あるんですかね

手術後はICUに三日間ぐらいいて動けないですから、もっと暇です
いや、痛みでそんなこと考えてる余裕はないか

消灯9時はいつも12時に寝る俺にとってはつらいです

昼眠たくてしょうがなかったのですが、我慢したので、9時30分ぐらいには寝れました

しかし、俺にとっては昼寝と同じような状態なので、1時ぐらいに一回起きて、またちょっとしたら寝ました
起床は6時ですが、5時40分には起きてました

8時に朝飯なのに、なぜ起床は6時なんでしょうか
お腹すくよ

お腹すくよに関連してですが、病院の食事はまずくもなくおいしくもなく、いわゆる普通です
ここでいう普通とは、自分と自分の周りによくある料理と言う事です
ですから、おいしいものをたくさん食べている人は、まずいと思うかもしれません

あ、別に俺がまずいものを食べているわけではないですからね
タグ:入院
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

術前検査 [大学病院~手術まで]

2009年6月30日

今日は術前検査です
朝食が食べれませ~ん
お茶や水は飲んでOKなんですけどね

平日なのに、人が多い

耳鼻科の受付に行って、しばらく待っていました
呼ばれたので行くと、若い医師(今日は担当の先生がいないし、雑用は若い医師なのかな)に個人情報なのと、HIVの感染症の検査も一緒にするので、同意書にサインしてくれと言われました

HIVって今でも誤解が多いみたいですよ
特に血液感染の事を

同意書を書いたら、また中待合室で待ちます
今日が多いのか、いつもなのか、入院のための術前検査の人が結構いました

俺は最後の方なので、かなり遅かったです

ぼーっと待っていると、医学部らしき二人が通路を通って、診察室に入って行って、医師か看護師にポリクリ?と聞かれてました

まじでポリクリって言うんだと思って、その喜びと驚きを母に伝えたら、いつもの様にこいつ馬鹿?みたいな顔をされました

マイマザー、それはちょっとひどいんじゃないですかね
まあ、馬鹿だけどさ

医学部生と若い医師の違いってぱっと見れば分かりますよね
どこが違うかっていうと言えないんですけど、雰囲気が違うんですよ

あれだ
新入社員と数年働いている人の違いと一緒です

新入社員のスーツ姿って、着せられてる感があって、似合ってない

後、中学生と高校生とか

やっと呼ばれて、処置室に入って座ると、医者か看護師か、または別の職業か知りませんが、白衣は着てない人にまず身長と体重を聞かれて、血圧を測られました

そして次に、試験管四本分(って言っても分からないかもしれませんが)採血されました
一つは輸血用と書いてありました

次の検査は耳鼻科ではなく、一階下の違う科で行なわれる為に、下に行きました

次は尿検査です
その為にお水飲んでて下さいと言われてました

尿を入れた紙コップを出して、次の検査を待つため、またまたぼーっとしていて、寝そうになる直前に呼ばれました

次は心電図です
足首と腕と胸に電極つける前にクリームを塗られました

これはめっちゃ早かったです
ええー、こんなでいいのぐらいに

心電図が終わると、心電図の科の待合室でまた待っていると、呼吸機能検査に呼ばれました

呼吸機能検査はマウスピースして、鼻挟まれるんです

吸ったりはいたりすると、目の前の画面の線が上へ行ったり下へ行ったりします
画面にみいっていたため、いかんいかんと思って、検査に集中しました

検査が終わって、最後の検査、胸部レントゲンの撮影にもう一段下へと降ります

この検査はすぐ呼ばれて、すぐ終わりましたよ

撮影機に抱きついて、数秒で終わりますからね

全部の検査が終わったので、処置室に行くと、まだ結果が出てないので、お待ち下さいと言われ中待合室で待ちました

本当に大学病院は待ち時間が長い
まあ、人が多いからしょうがないですけど

やっと処置室に呼ばれました

また白衣を着てない人が、検査結果が出たので、先生に渡しときますと言われ、ここでは、入院について説明しますと

手術にいる物だとか、入院の際にいる物(書類など)などについての説明です

何か質問は?と聞かれた時は、必ず質問しなければいけません

母が寝泊まりはできますかと聞いたら、個室だからできると思いますよ
でも、大きな方だから、ご家族で話し合って下さいと言われました

早い話しが、20歳過ぎてるから、寝泊まりされると迷惑なんじゃねと言うことでしょう

確かに、小さな子だったら母親についてて欲しいかもしれないけど、中学生以降だと、迷惑って言うか、面倒でしょう

俺も寝泊まりはいらないな
毎日も着て欲しくないし
入院したら、心境は変わるのかな

ってか、大部屋から個室に変わったんですよ
俺が変えて欲しいと言ったんではなく、母がです

理由は、プライバシーと人間関係です

母方の祖母が入院した時に大部屋だったので、その時からの経験だそうです

大部屋だとプライバシーはほとんど守られないでしょうね
それと家族と話す時も、他の患者を気にしなくてはいけない

その点、個室はそのような事は気にしなくていい
要は、個室の方が家族は楽って事でしょう

もう一つは人間関係
24時間一緒にいるんですから、良い人達や、相性がよくないと、ストレスがたまるとの事です

友達や相性が良くても、ずっと一緒に生活するとストレスがたまるのだから、当たり前ですね

と、この二つの点で、個室に変えたと言うか、嫌々変えられました

なぜ嫌々かと言うと、
前も言いましたが、病院と言ったらお化け、お化けといったら怖い
という連想があるからです

お化けは怖いけど、信じてません
信じてるから怖いと思われるかもしれませんが、違います

例えば穴や突起物がないとても平坦な場所があるとします。
普通に歩いていれば怖いことなんて一切ありません。
それを理解した上で、明かりもまったくない暗闇にしたらどうなるか?
その中を同じように歩くのは怖いですよね

何もないと思っても、怖くなるのが人間だと思います
得体のしれない物を怖がるのは動物の本能みたいな物ではないでしょうか?
(と思ったんですけど、本能という言葉も誤解されてるみたいです)
ですから、信じてなくても怖いは成り立ちます

後、条件付けが考えられます

小さい頃に怖いお化けのアニメを見て、泣きじゃくりました

そうしたら、いたずらや悪さをする度にそれを見せられるんです

それが嫌で嫌で、母の前ではいたずらや悪さはしなくなりました

そのせいか、今でもそれを見ると泣きませんが、すごくびびります
お化けが嫌いなので、肝試しやお化け屋敷は大嫌いです

って、何を俺は説明してるんでしょうか?

簡単に言えば、お化けは嫌いだから個室は嫌だ
大部屋の方が怖くないと言ったら、母が、大部屋だろうと個室だろうと、出るもんは出ると言ったんです

確かにそうだけど、安心感が違いますよ
と言ったら、

分かんないよ
隣のベッドに人がいるはずがないのに、いたとか、そう言うの方が怖いよと脅されました

聞いてる時も怖かったんですけど、書いてても怖くなりました

じゃあ、書くなよって話しですが

担当医ではありませんでしたが、医師が検査結果は異常ありません
後は入院するまで風邪をひかないで下さい
手術に影響しますからと

これは上記の入院の説明の時にも言われました

学校に行く以外は外にでないようにします
学校の行き帰りも寄り道はしません
なんか小学生みたいですね

文章が凄い長くなりました
半分ぐらい脱線してましたけどね

タグ:術前検査
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

大学病院―耳鼻科編3 [大学病院~手術まで]

2009年6月26日

またまた耳鼻科です

今日は入院と手術の日が予定だったのが、確定するかまたは違う日になるか教えてもらう日です

結果は予定通りとのことです
まあ、手術日が緊急性のある人の為に開けてある日ですから、ほぼ変わらないと言われてましたからね

その時、前も言ったように、俺って緊急性があるんだと興味深く思いました
全くショックではありませんでした
やはり馬鹿だからか

今日の診察は別段たいした事はしてません
決まったよとか、相変わらず痛いファイバースコープ(内視鏡?)を鼻に入れることぐらいですね

手術後ICU入ります
あ、大学じゃないですよ
英語できませんから
それに今から入るのもね

じゃなくて、集中治療室です
三日間ぐらいは入るみたいです

髄膜炎などの合併症を引き起こしたら、もっと長くいるそうです

自分で動けるようになるには、数日から一週間ぐらいかかると言われました

順調に行ったら、ICUから一般病棟に移るぐらいの時に自分で動けるって事ですかね

そして、今度は講義を休んだためではなく、定期試験の時の為に診断書を書いてもらいました

診断書を見ると、病名の所に、右頭蓋底腫瘍と書いてありました

手術の為、7月8日から8月頃(未定)まで入院、加療が必要ですとも書いてありました

やっぱ、未定なんですね
まあ、状態によるでしょうからね

そして、加療って何って思いました
いや、意味は分かりますよ

そう言えば、前診断書をうちの教授に見せたら、
ああ、「とうがいてい」ねって言われたんです

え、「ずがいてい」じゃないの?
「ずがいこつ」って言うし
いや、待てよ
同じ漢字でも、違う読み方をする場合があるよな

一般人は「ずがいてい」とか「ずがいこつ」って言うんですが、医学関係の人は「とうがいてい」とか「とうがいこつ」って言うみたいです

あの教授はそれを知ってたって事か

30日は術前検査です


タグ:耳鼻科
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

大学病院―脳神経外科編2 [大学病院~手術まで]

2009年6月24日

いやー、暑い
地球さん、ちょっと本気出しすぎじゃないですかね

ということで(どう言うことやねん)、大学病院に行ってきました

さて前も言いましたが、今日はMRIを撮る日です
食べたり飲んだりしてOKなので、大分楽です

前は着替えなくてよかったんですけど、下着一枚になって、検査着に着替えました

そして、技師に呼ばれてMRIがある部屋に入りました
仰向けで寝て下さいと言われて、顔を固定されました

前、
<更に顔に風呂にある洗面器みたいな桶のようなのをのせられるんです
あ、透明なので、外は見えます
口にくっついている訳じゃないんですけど、息が苦しいんですよね>

と書きましたが、今回も同じようなのですが、口の所だけ穴が開いていて息はしやすかったです

耳栓をつけてくれました
前はなかった事です

総合病院のMRIより色んな音がしました

総合病院のは、ドンドンドンとリズミカルなのですが、大学病院のは、それもありーの、工事現場のドドドドとドリルで削ったようなのや、メーデー、メーデー
いや、これは違うか
ビーン、ビーン、緊急指令、緊急指令と言う様な音がしました

緊急指令の音は面白かったんですけど、何か起こったんじゃないかと不安に思う人はいるかもしれませんね

MRIが終わって、診察を受けに脳神経外科に行きました

MRIを見た限りでは、腫瘍は硬膜を破って、侵入してないそうです
近くにあるのも、膿?だと言うことです
この分だと、脳の中は触らなくていいとのことでした

でも、手術してみて硬膜を破っていたら、その部分を切り取って、再建手術をするとのことです

今回、脳神経外科の手術の範囲は頭の中で、脳の外と言うことでしょう
どっちみち、坊主にした方が管理しやすいそうです

T4に出てくる二人みたいに似合ってたらいいのにね


タグ:脳神経外科
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

大学病院―形成外科へ [大学病院~手術まで]

形成外科は初診なので、また紹介状を貰って受付に行くと言う同じ行動をしました
形成外科は耳鼻科と同じく、外待合室と中待合室があります

耳鼻科の看護師さんは明日は土曜日ですし、初診ですから、形成外科は混んでますよと言った。
またかよと思ったんですけど、一時間以内に診察が終わりました

診察が終わって外待合室に行ったら、人がたくさんいました

おそらく、来るのが早かったので、早く終わったんだと思います
看護師さんもそんなに早く行くとは思わなかったのでしょう

診察の内容はほとんどなくて、本当に顔見せ程度でした
それも一つの理由か

医者が言うには、まだ写真を見てないから詳しくは言えないけど、左腕(利き腕ではない方)の皮膚を取って、血管とくっつけるだったかな
皮膚を移植しないと血が溜まるそうです

左腕の皮膚がぽっかり開くので、足の付け根から皮膚を取るとも言ってました

形成外科での手術は6,7時間かかるようです
そんなにかかるんですね
あと耳鼻科や脳神経外科も入るので、やはり20時間ぐらいかかるそうです

あとは顔を覚える(+現状を残す)ために、形成外科の医者がカメラで写真を撮りました

詳しい説明は7月9日(入院の次の日)にすると言った
ふと思ったんですけど、形成外科と整形外科は何が違うんでしょうね
調べたら、クリニカいなみと言う病院のサイトにこう書いてありました

整形外科と形成外科の違いは?

某質問サイトに美容整形を整形外科に入れて回答している人いましたけどね

あまり厳密な違いはないのか、病院によるのか、ただこの人が勘違いしただけなのか

まあ、これで24日まで検査がなく、いつもの日々を過ごせます

制限付きですけどね
じゃあ、いつもじゃねえだろ

タグ:形成外科
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

大学病院――またまた耳鼻科 [大学病院~手術まで]

2009年6月5日(金)

 私はA大学病院自体に行くのは3回目、A大学病院の耳鼻科へ行くのは今日で2回目です。2回目なので、耳鼻科の予約をすることができました。

 私は再診受付機に診察券を入れました。そして再診受付機から出てきた受付票と予約票を取って、耳鼻科に行きました。
 そして、耳鼻科の外待合室で待ちました。30分後看護師は中待合室にお入りくださいと言いました。10分間中待合室で待っていると、看護師は私の名前を呼んだので、診察室に入りました。

 だいたいのことは一回目で話しています。なので、たいしたことは話していません。
 笠地医師は脳神経外科行きましたよねややはり傷はそう残らないですなどを言いました。
あと、形成外科に顔見せをして欲しいから明日(土曜日)行ってくださいとも言いました。

 私は診断書を書いて欲しいと笠地医師にお願いしました。笠地医師はいいですよと言いました。
 笠地医師は下見医師に診断書を書くことを頼みました。下見医師はいつ来ましたかと私に聞きました。私は携帯にメモしていたので、それをもとに答えました。

 これで診察は終わりました。診察も待ち時間も一回目よりは早かったです。予約があるから早いのか、時間帯によるのかは分かりません。

 会計して領収書を見ると、診察料210円、文書代2100円でした。診断書って高いのですね。
 診断書には病名は頭蓋底腫瘍と書いてありました。腫瘍の種類が扁平上皮癌で、病名が頭蓋底腫瘍ということだと思います。

次回は形成外科です


余談:
診察券というカードが二枚できてちょっと喜んでしまいました

そういえば、癌といわれても何で真っ白にならなかったり、落ち込まなかったりしたかと言うと、俺が想像力のない馬鹿だからだと思います

医学部がいたとか上記のカードで喜んでいることからそう思いました


タグ:頭蓋底腫瘍
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:日記・雑感

大学病院――脳神経外科編 [大学病院~手術まで]

2009年6月2日(火)

 2回目のA大学病院です。今日は耳鼻科ではなく、脳神経外科です。
 A大学病院では、同じ病院内でも違う科にはじめてかかると、医者の紹介状がない場合は特定療養費がかかります。ゆえに、笠地医師に書いてもらった紹介状をまた受付係に渡しました。

 それに加え、違う科ですから、当然初診になります。そのため、はじめてA大学病院に来たときと同じことをします。
 私は文書受付でカルテを貰って、脳神経外科の受付係にカルテを渡しました。そうすると、毎度のこと、受付係は問診表を渡しました。問診表に必要事項を書いたので、受付係に渡して、また待ちました。

 脳神経外科ではソファーは待合室の中と待合室の外の二つの場所にあります。脳神経外科の待合室は一つだけです。脳神経外科の空間は耳鼻科より狭いですから。ゆえに耳鼻科のように、外待合室から中待合室へ、中待合室から診察室へというのではありません。
 狭い理由は脳神経外科に来る人が少ないためなのかどうかは分かりません。

 脳神経外科は耳鼻科より早く診てもらえました。
 脳神経外科の医者(仮の名を能見とする)は頭蓋を開かなければいけないため、髪をそると言いました。そのほうが管理しやすいということです。髪をそるのは一部だけではなく、坊主にしましょうとも言いました。ありがたさ120%[1]です。

 能見医師は私の髪はすぐ生えると言いました。抗癌剤は毛根にも影響を及ぼすため、脱毛して生えにくい。しかし、抗癌剤をやめれば、2、3ヶ月で生え始める。一方、私の場合は剃るだけですし、若いからすぐ生えると言いました。
 坊主になるのは少し嫌です。なぜなら、坊主は似合わないと私は思うからです。

 6月になって前のCT写真が古くなったのか、もう一度CT検査をしましょうと能見医師は言いました。MRI検査は24日にすることになりました。
 私は飲み食いしましたけど大丈夫ですかと能見医師に聞きました。能見医師は大丈夫ですよと即答しました。

 総合病院のCTとMRI、総合病院とは違う検査機関のPET-CTでは、検査の何時間前は絶食と紙に書いてあったのに何でと思いました。そのためGoogleでWWWを検索しました。すると、下記の文章がでてきました。

今倉 章さんという医者が書いているものです
造影CT検査の前の絶食について

<少数派であるが、通常の食事を許可する病院もある。>が事実だとすれば、A大学病院または脳神経外科は少数派ということになるのでしょう。

註:
[1]:魔法陣ツルツル ありがたさ120% だがこれはこれで面白そうだ!
衛藤ヒロユキ『魔法陣グルグル』2巻 株式会社エニックス 1994年初版 P124

タグ:脳神経外科
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

そして大学病院へ [大学病院~手術まで]

2009年5月29日(金)

 私ははじめてA大学病院[1]に行きました。A大学病院の受付は8時30分からです。初診の場合は8時25分から受付係が出す紙に生年月日や住所などを書いて、受付係に出します。
 医者からの紹介状がないと、総合病院と同じように特定療養費が初診料とは別にかかります。総合病院では2100円でした。それが大学病院では4200円でした。料金の違いは、地域が違うからか、大学病院だからかまたはその病院によって違うのかは分かりません。

 A大学病院は私が通っていた総合病院より広くて大きいなと思いました。
私は面白くて辺りを見渡しました。しかし、総合病院より広いということは、その分歩かなければいけない。面倒です。

 私は文書受付という所でカルテを貰いました。受付係から耳鼻科の場所を教えてもらい、耳鼻科に行きました。
 本当に広いなと思いながら歩いていると、耳鼻科に着きました。私は耳鼻科の受付係にカルテを渡しました。すると、受付係は問診表を私に渡しました。
 私は問診表に必要事項を記入して、受付係に渡しました。受付係は問診表をもらうと、(ソファーに)おかけになってお待ち下さいと言いました。

 周りを見ると、人が多い。これに加えて、予約の方がいるから時間がかかりそうです。初診ですから、さらに時間がかかると思います。
 外待合室でぼけーっと待っていると、一時間後看護師が私の名前を呼びました。看護師は中待合室に入ってくださいと言いました。やっと診察かと思ったら、また中待合室でしばらく待つことになりました。20分後、看護師が私を呼び、私は診察室に入りました。

 耳鼻科は診察室が四つあります。そのうちの一つは他の三つより部屋が広いです。初めての人はその広い部屋で診察を受けます。
 その広い部屋はカーテンで二つ(手前と奥)に分かれています。こう言っては失礼なのかもしれませんが、最初は下端の医者が手前の場所で診察します。雑用は下端がするのでしょう。
上の人たちは他にすることがたくさんあるのでしょうから。

 下端の医者(仮の名を下見とする)はCT検査とMRI検査は5月にしているからいいけど、レントゲンは4月です。ですから、もう一回レントゲンを撮ってくださいと言いました。

 なので、私は放射線科に行って、レントゲンを撮りました。撮ったら、放射線科の人からレントゲン写真をもらいました。そして、耳鼻科に戻って、下見医師にレントゲン写真を渡しました。

 そうしたら、では、外待合室でお待ちくださいと看護師は言いました。
また待つのか。本当に長い(これ、何回も書いている気がします)。総合病院の待ち時間が長いです。でもA大学病院のほうがもっと長いです。[2]

 30分後、看護師が私の名前を呼び、中待合室でお待ちくださいと言いました。中待合室でしばし待機する。10分後、看護師が私の名前を呼び、四つの中で一番広い診察室の奥に私を案内してくれました。
 ようやく総合病院の医者が相談したA大学病院の耳鼻科の医者(仮の名を笠地とする)と会えました。思ったことは、「この人丸顔でつるつるの頭だな」です。地蔵顔(かさじぞうに似てる)ですね。

 笠地医師の(私から見て)右横に医学部の学生が三人いました。なぜなら、医学部と書いてあるバッジをつけていたからです。本当にいるのだ、面白いです。

 笠地医師は三つ(写真と私の見た目と総合病院の医者と話したこと)を合わせて考えた結果、次のように言いました。
 手術は耳鼻科が主です。しかし、形成外科と脳神経外科も手伝う。鼻の下から腫瘍を切りとると、鼻より上に腫瘍が残る。そのため、頭を切り開く。骨が溶けているから、どこか(主に腕)の皮膚を移植する。ゆえに三つの科が協力して手術を行う。

 笠地医師は腫瘍が大きくて、手術前では抗癌剤や放射線治療は、ほぼ効果がないと言いました。抗癌剤や放射線治療というと、坊主になるというイメージだ。

 ゆえに手術しか方法はありません。しかし、その手術は(私が思っているよりは)困難だと笠地医師は言いました。眼が近くにありますし、脳にも近いですから。手術自体は長くて20時間かかると言いました。大事(おおごと)なのでしょうね。

 鼻の状態を写真ではなく、実際に見るために、笠地医師は内視鏡を左鼻(右は腫瘍で入りません)に入れました。痛いです。左目からぽろぽろ涙を落としました。
 笠地医師は鼻の途中まででだめだと思ったのか、一旦内視鏡を鼻から取りだしました。そして、下見医師を呼びました。下見医師は麻酔のため、脱脂綿を私の左鼻に入れました。下見医師は麻酔が浸透するまで、15分お待ちくださいと言いました。

 麻酔あるのなら、最初からしてほしいです。最初は麻酔しない理由があるのでしょうか。
 15分後になって、笠地医師は内視鏡をまた入れました。先程のように涙を流すことはありません。しかしやはり痛いです
我慢できない痛みではありませんけど、痛いです。

 耳鼻科の診察室を出たあと、看護師は手術の日程などを言うため、処置室の前でお待ちくださいと言いました。そのため、私はまた待ちました。
 看護師が私の名前を呼んで、処置室に入ると、看護師は手術の日程について説明しました。

 手術を予定しているのは7月13日です。この日は緊急性のある患者のためにあけてあると看護師は言いました。私は緊急性のある患者なのですね。本当実感できない。
 私より緊急性のある患者が来たら、手術は7月13日以外です。正式な決定は26日で、その日に会議して決めるとのことです。

 入院の予定は7月8日です。看護師は個室か大部屋(6人)かどちらがいいか聞きました。なので、私はすぐに大部屋と答えました。
 なぜなら私は病院といえば幽霊、幽霊といえば怖いと考えているからです。
あと、差額ベッド代が一日につき6200円かかりますから。
しかし、なんやかんやで個室になりました
 会計したのが、正午を過ぎていました。


註:
[1]:大学病院と聞いて思い浮かぶのはテレビドラマ『白い巨塔』です。
あとは『医龍』という漫画ですね。

[2]:キリンさんが好きです。でもゾウさんのほうがもっと好きです。


タグ:耳鼻科
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

PET検査後の診察 [癌の告知~大学病院に行くまで]

2009年5月28日

 そういえば、PET検査の料金の事を言っていませんでした。

 私は医者に紹介状を書いてもらいました。なので、自由診療(10割負担)ではなく、保険診療(3割負担)で29800円でした。
 保険診療での料金は2001年の終わりぐらいのPS2の値段と一緒です。疑問なのは、自由診療で誰が検査を受けるのでしょうか。お金持ちが受けるのかな。

 私はPET-CTの写真を受付係からもらい、すぐに総合病院へ行きました。総合病院の耳鼻科の受付係に写真を渡して、私は待ちました。10分後に看護師が私の名前を呼び、診察室に入りました。

 結果は入り口だけが悪性腫瘍ではなくて、全体が悪性腫瘍とのことです。しかし、PET-CT写真を見る限りでは、転移はないそうです。私はそれを聞いても、喜んだりも悲しんだりもしませんでした。

 総合病院の医者はA大学病院の医者と話したと言いました(その総合病院の医者はA大学病院から来ています)。結果ここでは無理で、大学病院じゃないと手術できないと総合病院の医者は言いました。

 総合病院の医者は、写真を見ながら私に説明しました。腫瘍が眼と脳に限りなく近い。眼球を支える横の骨に接近と言うより密着している。脳も同じように腫瘍が骨に密着していると言いました。もしかしたら、脳や眼の骨が溶けているかもとも言いました。
 癌と言うのはその部分を取るだけでなく、周りも取らないといけないそうです。そうすると、眼を傷つけてしまったり、脳を支えている骨を他の皮膚から移植したりしないといけない。そのため、ここ(総合病院)では難しいから大学病院へ行って下さいと医者は言いました。

 医者は上記のA大学病院の他に、二つの大学病院とがんセンターを紹介しました。しかし、私はA大学病院に決めました。A大学病院に決めた理由ははっきりとはありません。
 A大学病院は総合病院の医者がA大学病院の医者と少し話しをしただけです。なので、他の二つの大学病院やがんセンターと同様、何度も診察するでしょうから、面倒なのは変わりません。私が通っている総合病院の医者は信頼しています。しかし、総合病院の医者は大学病院での手術に関わらないので、信頼性から見ても他の二つの大学病院やがんセンターと変わりがありません。
 
 では、なぜA大学病院を何となく選んだか。他の二つの大学病院の大学名は知っている。しかし、耳鼻科の医者の顔も名前も知らない。信頼している総合病院の医者はA大学病院から来ている。なら、A大学病院でOKということになりました。
 がんセンターと言っても、三つの大学病院と設備は変わらないと言っていました。特殊な機械があるわけではないのですね。それとも三つの大学病院の設備ががんセンターと同じくらい良いのかな。

 医者はセカンドオピニオンしますかと聞いてきました。面倒なのでしませんと私は言いました。私の症状だと、今後の予定はどこに行ってもほとんど変わらないようです。例外のために行く必要性が分かりません。手術の結果がだめだったらだめで仕方が無いですから。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

PET検査 [癌の告知~大学病院に行くまで]

2009年5月28日

 私は(総合病院の医者が紹介した所で)PET-CT検査を受けました。PET検査またはPET-CT検査は腫瘍が良性か悪性か、進行度がどれぐらいか、転移しているかどうかが分かるようです。場所によっては見つけにくいこともあるみたいです。
 総合病院の医者は悪性だと私に言いました。なので、私の場合は鼻の入り口に近い部分だけが悪性なのか、奥まで悪性なのかを調べるそうです。

 癌細胞はぶどう糖をよく食べるみたいです。そのため、ぶどう糖に似た薬(FDG)を注射する事によって、癌の有無や位置を調べます。
 ゆえに、私が受けたところは検査の5時間前から食べるのはだめ、水や甘味のないお茶は飲んでOKと総合病院で貰った紙に書いてありました。また糖尿病以外の薬は飲んでいいとも書いてありました。

 総合病院の医者が紹介した検査機関へは10時30分に来てくださいとのことです。上記のとおり、食べることはできません。しかし、水は飲めました。それだけで十分です。
MRI検査のおかげで水の大切さが分かりました。

 私は検査機関に行き、受付係に総合病院で貰った紹介状を渡しました。すると、受付係は問診表を書いてくださいと私に言いました。
 5時間以内に食べたか食べてないか、食べたとしたらどんなものか、頭に金属は入っているかです。
これはMRIと一緒です。
アレルギーについても質問がありました。

 私は書いた問診表を受付係に渡しました。受付係は書類を作ったりするので、20分くらいお待ちくださいと言いました。

 20分後に受付係が私を呼びました。受付係は私の後についてきてくださいと言いました。受付係について行くと、更衣室に着きました。受付係はそこ(更衣室)で着替えてくださいと言いました。ズボンや上着に金属がついていることが多いからです。
 下着以外全部脱いで、水色の服(テレビドラマに出てくる手術着みたいのです)に着替えました。

 私は着替えて、更衣室から出ました。そうすると、受付係はこちらですと言ったので、私はまた受付係のあとについて行きました。受付係はソファーがあるところで止まりました。受付係はここ(ソファー)でお待ちくださいと言い、受付に帰っていきました。

 しばらく待っていると(待ち時間が長い)、看護師が来ました。看護師は先程書いた問診表に基づいて色々質問してきます。看護師は閉所恐怖症ですかとも聞きました
 この質問は(総合病院のMRIがある部屋の)扉に書いてありました。体に金属が入っている方、妊娠、または妊娠と思われる方、狭い所が苦手な方は、職員にお知らせ下さいという文です。
後は、身長・体重・血圧を計りました。

 質問が終わると、看護師は、扉の左上にある読み取り機に(看護師が持っていた)カードをかざしました。すると、(重たそうな大きい)扉が横に開きました 。[1]

 扉の中に入ると、すぐ近くにテーブルがありました。そこに看護師が三人いました。奥にPET-CT検査の部屋があります。
 看護師はPET-CT検査の部屋の前にあるソファーに座って待っていて下さいと言いました。しばらくして、医者が来て、上記に書いたぶどう糖云々の話しをしました。そして、FDGを注射した後、一時間寝てもらって、そのあとPET-CT検査をすると言いました。その間あまり動かないでねとも言いました。
動くと糖の問題で色々支障があるそうです。

 医者は説明した後、どこかに行ってしまったので、私はまた待ちました。しばらくして、医者が戻って来て、私にFDGを注射しました。
 そして、側にいた看護師がペットボトルの水(500ml)を私に渡しました。
水を飲む理由は、尿と一緒にFDGを外に出すためです。[2]

 そのあと、看護師は控え室みたいな所に私を連れていきました。そこにはマッサージチェアみたいな椅子がありました。看護師はここに座って、寝るなり何なりしてくださいと言いました。
 私は一時間暇だろうなと思っていました。しかし、眠たかったようで、すぐに一時間が経ったように感じました。なので、暇ではありませんでした。

 一時間経つと、看護師が私の名前を呼びました。そして、FDGを外に出すために、トイレに行って下さいと言いました。私はトイレに行って、そのあと、PET-CT検査を受けました。

 MRIと比べれば、だいぶ楽でした。水は飲んでいいし、洗面器(持ち運びできる器を指す)を顔にかぶせません。工事現場のような音もしません。
検査時間は15分でした。
 愛玩動物(pet)、大好きになりそうです。

 受付に戻ってきたのが、12時50分でした。2時間20分、長いです。検査時間は全体の八分の一です。やはり、待ち時間の方が長い。
 さらに写真ができるまで、40分ぐらいかかるそうです。その間に近くのレストランで食事をしました。


註:
[1]:私は看護師に「開けゴマ」と言わないのですかと聞きました(質問しようと思って質問したのではない)。すると、看護師はそのような認証機能はありませんと言いました。そうですよね。
私もそのような認証機能がここ(上記の検査機関)にあるとは考えていません。扉が開くのを見て、思わず聞いてしまっただけです。

[2]:辛かったのは、水を飲むことだけです、なぜなら受付で待っている間に空腹を満たすため、大量の水を飲んでいたからです。そのため、500mlの半分しか飲めませんでした。まあ、受付で待っている間に飲んでいたから、何の影響もありませんでした。

タグ:PET-CT
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。